今日はリアのブレーキパッドの交換をしました。 今回ブレーキパッドは前後1台分を購入したのですが、フロントのブレーキパッドの残量が思っていた以上に残っていたのでリアだけの交換にしました。 パッド交換のついでにエア抜きをするのは毎回お馴染みのパターンです。
ブレーキパッド交換およびエア抜き作業をする為には以下のような道具を準備します。 ただし私はあくまでも素人でその素人があり合わせの道具を使い自宅でやる作業なので、プロが作業をするような技術や環境とは違い参考にはならないかもしれませんがご了承願いますm(__)m。 用意するのは…
油圧式のパンダジャッキ、ホイールナットを回す為のクロスレンチ(十字レンチ)、ウエス(ボロ布)、パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)、ペットボトルとφ6ホースとワンウェイバルブを組み合わせたエア抜きセット、12ミリのメガネレンチ、10ミリのメガネレンチ、8ミリのメガネレンチ、キャリパーピストンツール、輪止め(車輪止め:2個あれば万全)、注射器ポンプ(スポイドでも可)、ブレーキパッド、ブレーキフルード(出来れば500mlを2本用意したい)などを用意します。
最初にする作業は、ボンネットを開けてブレーキフルードのタンクを開けてみます。 ブレーキパッドを交換する時はキャリパーのピストンを押し戻すので、タンクからフルードが溢れ出してしまう恐れがあります。 ブレーキフルードは車の塗装や衣服等を溶かしてしまうのでこぼさないように気を付けましょう。 量が多い時はスポイド等で吸い出してやりますが、私はバイク部品屋で買った注射器みたいなポンプを使っています。 あまりフルードを抜きすぎるとエアを噛んでしまう可能性があるので、あくまでもフルードが見える位は残しておきます。
私は自宅で作業するのでパンダジャッキやガレージジャッキを使って車を持ち上げます。 リアのブレーキパッドを交換する時はサイドブレーキを下ろさなければならないので、輪止めを噛まさなければなりません。 パッド交換のついでにエア抜きもやるので、エア抜きの基本に習いエア抜きをする時はマスターバックから遠い順に作業する事にします。 つまり助手席側のリア、運転席側のリア、助手席側のフロント、運転席側のフロントの順にジャッキアップしていきます。 最初に助手席側のリアをジャッキアップする時はその対角線上、つまり運転席側のフロントに輪止めを噛ませればサイドブレーキを下ろしていても車が動いてしまうようなトラブルを防ぐ事が出来ます。
助手席側のリアをジャッキアップしてタイヤを外した直後です。 しつこく書きますが今回はリアのブレーキパッドしか交換しません。 ハチロク純正キャリパーと日産S13用ブレーキローターが見えます。 S13ローターはハチロク純正ローターのφ230に対しφ260と大径なので、キャリパーもオフセットを変更して取付けしてあります。 このキットは最近様々なショップで扱うようになったようなので、パソコンの検索エンジンで調べてみれば比較的容易に見つける事が出来ます。 ちなみに私のはCPOというショップのキットを使っています。 キャリパーを外す時は、キャリパーを留めている2本のボルトのうち下側の1本を外します。 このボルトは12ミリのメガネレンチを使えば緩める事が出来ますが、ボルトの頭はキャリパーの奥にあり少し見にくいです。 緩める時は向きを間違えないように気を付けて、またスパナではなく必ずメガネを使いましょう。
ボルトを外せばキャリパーはこのように持ち上げる事が出来ます。 このままだと作業しにくいので、針金や紐でキャリパーを持ち上げた状態で縛っておいた方が作業はしやすいです。 これでブレーキパッドを外す事が可能になります。 ブレーキパッドはブレーキローターを挟むように付いているので2個で1組になりますが、頻繁に交換しているならば外すのはそれほど大変ではないはずです。 逆に何年も無交換だった場合は外す時に固いかもしれません。
前回と同じプロジェクトμのHC+というブレーキパッドを使います。 前回は去年の5月に交換したので1年半ぶりになりますが、外したブレーキパッドの残量は要交換と言うほどのレベルではありませんでした。 あと半年くらいは行けそうなんじゃないかなと思いましたが、今回は思いきって交換する事にします。 HC+は前モデルのHCやHCチタンよりも長寿命と聞きましたが、パッドの残量を見る限りどうやら本当なのかもしれません。 それにしても古いパッドは新品パッドの青色が跡形も無く消え去っていますねえ(;´∀`)。 後で説明しますがハチロクのリアパッドには、青色側の面に小さな突起物が付いています。注意する部分があるので突起物の存在を忘れないようにします。

次にブレーキキャリパーのピストンを戻します。 ピストンはブレーキパッドが減った分だけ伸びて来ていますから、新品パッドを組む際は戻してやらなければなりません。 ハチロクのリアキャリパーは「片押し1ポッド」と呼ばれるピストンが1個だけの物ですが、このピストンは戻す時にピストンを押すのではなく回さなければなりません。 つまり手前正面から見て右方向にピストンを回してやるとピストンが戻っていくという仕組みなのです。 ピストンには切り欠き(三角形の溝)が2ヶ所設けられているので、その切り欠きに引っ掛けて回す道具が必要になります。 私はアストロプロダクツで購入したブレーキピストンツールを使っています。 これは差込角3/8(9.5ミリ)のソケットレンチにはめ込んで使うタイプの物で、確か¥850位だったと思います。 プライヤーやラジオペンチでも回せないわけではないですが、手を滑らせてピストンやゴムブーツに傷を付けてしまう恐れもあるので出来れば専用の工具を使いたいところです。 ピストンを回すときに固い時があるので、その場合はピストンとゴムブーツの間にシリコンスプレーを吹いてやると幾分緩くなる事があります。 ピストンの切り欠きですけどブレーキパッドの青色の面の突起物はこの切り欠きの溝にはまるので、ピストンを回しながら切り欠きの角度に注意してやります。 画像の角度位なら大体OKでしょう。
ピストンを回すときの絵。 専用のピストンツールにラチェットレンチをはめて使っていますがやり難い作業なので、両手で確実に作業出来る様キャリパーは針金などで下へ落ちないようにぶら下げておきたいです。
次にキャリパーに付いている金具にグリスを塗っておきます。 片押し1ポッドキャリパーはピストンの押す力と金具のグリスの潤滑でブレーキパッドを滑らかに動かしています。 このグリスはブレーキ用の耐熱性のあるグリスを使いたいです。 ホームセンター等で売っているグリスは一般産業機械用ばかりで、耐熱性のある物はほぼ売っていないです。 車やバイクの部品を扱っている店等で探してみれば見つかると思います。 私はアストロプロダクツで購入したブレーキ用グリスを使っています。 このグリスは産業機械用と比べてかなり硬い感触があります。 ブレーキパッドは普通の街乗り運転でも一般産業機械用グリスでは追いつかない位に温度が上昇します。 ホームセンターで売っている産業用グリスはせいぜい120度までの物がほとんどですから、これではあっという間に溶け出して流れ落ちてしまいます。 グリスを塗る時はブレーキパッドとブレーキローターが接触する面に付着しない様に注意します。 ブレーキはパッドとローターを接触させてその摩擦で車を止める装置ですから、滑りやすいグリスがパッドやローターに付着したらどうなるかは…想像出来ますよね?
グリスを塗ったら新品ブレーキパッドをはめ込みます。 外す時と違い若干苦労するかもしれません。 キャリパーには上下2ヶ所の金具が付いていて上側の金具から先にパッドを入れますが、金具は板バネのように反発する構造になっているのでパッドで金具を押しながら入れてみます。 裏側のパッドは見えにくくて作業し辛いですけど、やり方が間違っていなければ無理な力を掛けなくてもスムーズにはめ込めるはずです。 パッドをはめ込んだらキャリパーを元の位置に戻しますが、ピストンの戻しが不充分だとキャリパーは正しい位置までいかず途中で止まってしまうはずです。 こんな時は無理に戻そうとせずピストンの位置を確認・調整してみます。 キャリパーが元の位置に戻ったらボルトを締めてブレーキパッド交換はOKです。 続いてブレーキフルードのエア抜きをします。
ブレーキフルードのエア抜きは、フルードのタンクの上に缶を逆さまにして置くと効率良く作業できます…缶を置くのは勇気は要りますが(;´∀`)、漏斗やボトルジョッキを使わずに缶に目一杯入っているフルードをこぼさずにタンクに注ぐのも難しいんですよねえ。 今回のエア抜きは、実質フルード交換みたいなものなので缶1本丸々使い切ってしまいます。
ブレーキキャリパーにはグリスニップルみたいな(正式な名前は知らん)突起物がありますが、ここを緩める事によりブレーキフルードと噛んでしまったエアが出てきます。 しかしただ緩めただけだとエアがキャリパー内に浸入してしまうので、エアが逆流しないように準備しなくてはなりません。 私はバイクの部品屋で購入したワンウェイバルブ(逆流防止弁)をφ6ホースの間に挟みこんでホースの一方をニップルに繋ぎ、一方をぺトボトルの中に落としておきます。 このニップルは8ミリのメガネレンチで緩める事が出来ますが、間違ってもスパナを使わないように…あまり強度が無さそうなのですぐ頭が潰れてしまいそう。
メガネレンチを差し込みホースを繋ぎ準備が出来たら、ニップルを少し緩めてすかさず運転席へ移動します。 そしてブレーキペダルをポンポンと何度か踏み込みます(ポンピング)。 この時フルードのタンクを覗いてみるとフルードが減っていく様子が確認出来るはずです。つまり減った分だけニップルからフルードが排出されている事になります。 タンクの上に缶を置いていればフルードは排出された分だけ注ぎ込まれますが、継ぎ足して入れている場合はフルードがタンクから消えないように注意しないとエアを噛んでしまうかもしれません。 ブレーキペダルを数回ポンピングしたらサッと移動してニップルを締めてやります。 ホースの中にフルードが充満しているはずですが、途中で途切れている場合はそれがエア噛みかもしれません。 ホースだけでなくニップル自体からフルードが漏れている場合は、ニップルの緩め過ぎかもしれないしそこからエアが浸入したかもしれないので、もう1回ニップルを緩めてポンピングを繰り返します。 この時ニップルを緩める前にスパナ等でブレーキホースやキャリパーを軽~くコンコンと叩いてやるとブレーキホースやキャリパー内に溜まっていたエアが出やすくなる場合もあります…あくまでも場合ね。 エアがホース内に確認出来なければエア抜き作業は完了です。 ブレーキは前後左右4ヶ所あるのでこの作業を計4回繰り返すわけですね。 ちなみにフロントキャリパーはEG6シビック用ですが、ニップルを緩める時は10ミリのメガネを使います。
今回はリアのブレーキパッドしか交換しませんでした。 私の読み間違いで前後1台分購入してしまいましたが、逆に嬉しい誤算だっという事実もあります。 私はこのブレーキパッドの性能に不満はありませんが、不満の無い性能に予想以上に長寿命…これってある意味理想じゃありませんか? 当初はどこかに異常があるのかもしれないなどと逆に心配になりましたが…どうやら長寿命というのは疑う余地は無さそうです。 前モデルのHCやHCチタンも高性能でしたが、寿命という点ではやはり不満はありました。 高性能と引き換えの寿命と考えれば仕方の無い事だと思っていましたが、現在HC+を何度か使ってみて高性能=短命とは限らないという事を再認識できました。
同社ではHC+を超える高性能パッドは存在し、それらはレース・サーキット走行向けの高性能パッドとして販売されています。 HC+も高性能ですがストリート向けのパッドという名目になっています。 年々技術が向上しているんでしょうねえ。
ゥ─σ(・´ω・`*)─ン… これだけ長い文章書くとさすがに疲れるよなあ…このブログはパソコンで作成していますが、私はタッチタイプなどとても出来ない人なので時間が掛かり過ぎてしまいます。 お世辞にもアクセス件数が多いブログではありませんが、アクセス解析という機能を見てみると最近私の記事を読み始めてくれた方達がブックマークしてくれているようなので嬉しいです。 ありがとうございます。 下手な文章ですけどこれからも頑張りますので見守ってやってください。
予告:今日はもう詳細を書く気にはなれませんが、クロスミッションの件…決定しました。 ついでに注文もしました。 次回詳細を書きたいと思います。
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