登山8回目。
11月3日(火)、会社が休みだったので登山に行きました。 気になるのは肝心の天気ですが、前日の天気予報では天気は良いが冷え込む事が予想されていたので少し心配でした。 寒いが天気は良いようなので決行する事にしました。 今回は、山梨県の御坂山地の一部である毛無山 十二ヶ岳 節刀ヶ岳 鬼ヶ岳という複数の山を縦走して来ました。 このコースは結構時間が掛かりますので、手持ちのガイドブックでは中級者向けのコースとされているようです。
節刀ヶ岳山頂より毛無山(画像左側)と十二ヶ岳(画像右側)を望む。
毛無山:標高1500.1m。
十二ヶ岳:標高1683m。
節刀ヶ岳:標高1736.4m。
鬼ヶ岳:標高1738m。
登山日:2009年11月3日(火)。
所在地:山梨県(笛吹市、南都留郡富士河口湖町)。
最寄り駅:富士急行線富士吉田駅より路線バスと周回バスが発着。
今回の移動手段:自家用車。
山梨県富士五湖の西湖と河口湖を繋ぐ文化洞トンネル。 この短いトンネルの東側に毛無山登山口の駐車場があります。 ここまで来る途中で、氷点下1度と表示している気温計がありました。 この日は確かにかなり寒く感じました。 朝の6時40分頃に私が登山口に着いた時、丁度登山の準備をしている夫婦らしき2名の方達がいましたが、私が準備をしている間に登って行きました。 今回の登山は(ハイキングでは無く登山と書かせてもらいます)、毛無山から十二ヶ岳、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳という複数の山を縦走していく予定です。 かなり長丁場の移動になると予想されるので緊張します。 また山の上は気温が低い事が予想されますが、歩いている時の身体の温まり方を重視して、上着は長袖Tシャツにフリースの2枚、下は保温材入りのパンツでスタートする事にします。 もちろんウィンドブレーカーやレインスーツ上下は用意しておきます。 7時ピッタリになってから登山を開始します。
良く整備された快適な登山道を歩いていきます。 手持ちのガイド地図によると、毛無山までの参考タイムは約1時間45分と書かれています。 登山口から山頂までの標高差は500~600m位だと思いますが、正確な数値は分かりません。 毛無山だけの登山なら初心者向けの山だと思いますけど、そこから先を縦走して行くとかなり時間が掛かりそうで大変になると思います。 歩き出すと平気ですが、気温はかなり低く風も吹いているので寒いです。
東側に河口湖を眺めながらの登り。 湖の向こうに同じ御坂山地の木無山、霜山、天上山が見えます。 私が目指している毛無山は、山頂からの眺める景色が良いと聞いているので非常に楽しみです。
登山開始してから30~40分を過ぎたあたりで右脚から嫌な感覚が(-_-;)…先月赤岳(八ヶ岳)を登っている時に発生した股関節の痛みが再発してしまいました。 仕方ないのでしばらく休み、脚を軽くストレッチした後に歩き出しました。 でもしばらくするとまた痛みだすので、休んでは歩くの繰り返しで非常に苦しいペース配分になってしまいました。
寒さの影響で登山道のあちこちに霜柱が見えます。 霜柱だけを踏むならまだいいですけど、霜が落ち葉に隠れていると滑る時があります。 この辺りで先に出発していた方達に追いつきます。 挨拶を交わしながら抜いて行きます。 脚が痛いので決して無理は出来ませんが、歩くペースは悪く無いようです。
スタートしてから約1時間10分経過、8時10分に毛無山の山頂に着きました。 ガイド地図の参考タイムよりも35分程早く着いた事になりましたので、脚が痛いながらも早いペースで歩いた事になります。 いつもならもっとユックリ行くべきだと思うところですが、今回は長丁場の歩きになるので所用時間は短いのに越した事はありません。 その分休憩時間を充分に取る事が出来ますし。
山頂にて記念撮影。 いつも仁王立ちのポーズが多いので、今回はガッツポーズにしてみました。 天気は良いですが、風が吹いておりかなり寒いです。 もしかしたら氷点下かもしれませんが、身体が充分に温まっているので、スタート時と同じ格好のままで過ごす事にします。 山頂は割りと広いスペースですが、ベンチ等は置かれていません。 ここで休む時は、シート等を持参するか近くの岩に座りましょう。
三角点と富士山。 この日は天気が良いので富士山もバッチリと見えます。 噂で聞いた通り、山頂からの眺めは良好です。 富士山の手前には足和田山(五湖台)が見えます。
南西の方角を見ると、天子山地の竜ヶ岳から天子ヶ岳までがハッキリと見えます。 天子山地が見えると言う事は…
天子山地が見えると言う事は、毛無山(御坂山地)から毛無山(天子山地)を眺める事が出来ます。 天子山地には毛無山と言う山がありまして、画像で見ると左側のなだらかなピークが毛無山になります(右側の鋭いピークはタカデッキ)。 全国には幾つか毛無山という名前がありますが、天子山地の毛無山はその中でも最高峰(標高1945.5m)になるそうです。 次は向こうの毛無山からこちらの毛無山を眺めてみたいと思います。 そして毛無山と毛無山を同時に眺められる山にも登ってみたいですねー(・∀・)。
東側の河口湖方面を眺めると、他の御坂山地や道志山地を眺める事が出来ます。 毛無山の山頂は良い眺望を楽しめますが、実は開けた視界を楽しめるのは南側を中心に180度未満の範囲です。 北側は木々に遮られますが、この季節は葉が落ちて枝越しに景色を眺める事は出来ます。
しばらく景色を眺めていると、先程追い抜いた方達が登って来ました。 「お疲れ様です」と挨拶を交わした後しばらく話をしました。 「歩くのが速いですね」と言われて照れてみたり、ご夫婦でハイキングを趣味とされていて色々な山に登っておられるとか話をしていると…「どこから来たんですか?」と聞かれ私が「富士です」と答えると、何とこの方達も私と同じ地元でした。 同じ市内とはいえ場所が離れているので、私の住所を言ってもピンと来ないようでしたが、逆にご夫婦の方の住所はすぐに分かりました(;´∀`)。 自分はまだ山登りは始めたばかりとか、ご夫婦からおやつのリンゴを頂いたりして楽しい時間を過ごす事が出来ました。
ふと「十二ヶ岳へは行くんですか?」と訊かれ「行くつもりです」と答えると、毛無山から十二ヶ岳までのルートは凄い場所があるという事を仰っていました。 凄い場所はインターネットや噂で聞いた事があり私も行く気でいますが、痛みが出た脚を心配してもう少し休む事にしました。 ご夫婦は先に十二ヶ岳へと向かって行きました。
毛無山の山頂より十二ヶ岳を望む。 充分に休憩をした後、8時38分に十二ヶ岳へと向かいます。 毛無山から十二ヶ岳までの間はコブ状の尾根が連続しており、どうやらそれが十二ヶ岳の名の由来になっているようです。 ガイド地図によると、登山道が難路扱いになっているので、少々厳しいルートである事が予想されます。
毛無山から十二ヶ岳までのルートは、ガイド地図では難路と表示されていますが、登山道はよく整備されており歩きやすいコースになっています。 ただし途中岩場が多く、ロープや鎖に掴まって移動する場所が幾つも存在します。 毛無山を下っていくと、すぐに画像のような「一ヶ岳」という看板が置かれていて、更に進んで行くと「二ヶ岳」「三ヶ岳」と続いていき、「十二ヶ岳」で山頂になると言うワケです。
道は良く整備されているが、痩せた尾根伝いを歩いて行く。 十二ヶ岳とはよく言ったもので、アップダウンが頻繁に続きます。 脚にも負担が掛かりますが、先程よりかは痛みは和らいできました。
下り坂の先は奈落。 滑りやすそうな岩の坂道を下るとすぐに崖があったり、さりげなく危険な場所が存在します。 滑ったら終わりなので慎重に歩を進めて行きますが、掴まる場所が無いのでかなり怖いです。
岩場のロープは緊張します。 この日は確実に氷点下になっていたので、霜柱があちこちに見られ岩が凍っている場所もあったりします。 ここまではまだ岩場で滑ってはいませんが、注意しながら進まないといけません。
今回は、岩場のロープや鎖を想定して今週日曜日に購入した手袋を装着しておりますが、ここまで来る途中でゴムの滑り止めがあちこち剥がれてしまいました。 岩場や鎖等で破れてしまったようです。 保温性は良好ですが、かなり傷んでしまったので早くも役目は終わってしまいそうです。
終盤の十一ヶ岳周辺が難所のピークであると思われます。 この辺りは長いロープに掴まりながら数メートル…ヘタすると10メートル位ありそうな岩場を移動しなければなりません。
このコースの最大の見せ場と言えば、恐らくはこの吊り橋ではないでしょうか。 短い橋ですが、よーく揺れそうな吊り橋ですね(;´∀`)。
橋を渡る前に岩場をロープで降り…
橋を渡る前の注意書き。 「渡れ」よりも「渡りましょう」の方がいいような気もしますが、本当に危険だという意識を持ってもらう為にわざと命令的な文になっているのかもしれませんね。
恐怖心を煽る為にわざと狭くしているのでは?と思いたくなる心細い面積の足場板。 注意して渡れば落ちる事はまず無いでしょうけど、金属製なので特に冬季はよく滑りそうですね。 見た目が割と新しく見えるので、作られたのはそれほど古くないのかもしれませんね。 渡っていると「キイキイ」と音を鳴らしながらよく揺れます。
よく揺れる吊り橋の後には、またまた長いロープと鎖がある岩場があります。 ここで先程のご夫婦に追い付き先に行かせてもらいました。 岩場を超えて最後のピークを登って行くと、山頂が見えてきました。
毛無山をスタートしてから1時間12分、9時50分に十二ヶ岳の山頂に到着しました。 地図ガイドの参考タイムは約1時間30分と書かれています。 山頂は岩がゴツゴツと出っ張っており狭くなっていますが、山頂から富士山の展望は良好です。 ただし毛無山よりも視界は狭くなっています。
記念撮影をしてみたら、体が岩に隠れてしまいました。 いつも三脚を持ち歩いていないので、カメラの置き場所に制約がありこういう画像になってしまいました。 このあと単独登山の男性が登って来て、すぐに移動して行きました。 間髪入れずに先程のご夫婦が登って来ました。 ご夫婦は湯を沸かし始めたので、どうやらここで食事をするようです。 今度は柿を頂きましたが、実は私は柿ってあまり好きでは無いのです。 でも「要らない」とは言えず、20数年ぶりに柿を食べました。 甘くて味は良いと思いますけど、臭いと食感が苦手なのです ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
木の枝が邪魔ですが、南アルプスも見る事が出来ます。 夏だと葉で見辛いかもしれません。 画像真ん中の三角のピークは、おそらく北岳だと思います。
南側の麓は西湖。 その向こうには三湖台や紅葉台の山が見えます。 今は紅葉のシーズンなので、それを目的にハイキングされている方も多いでしょうね。
コンビニで買った冷たいお握りを食べながらしばらく休憩をします。 ご夫婦は、温かいインスタントラーメンを食べています。 天気は良いものの相変わらず寒いので、温かい食べ物の方がありがたいのはもちろんですけど、私は腹が満たせれば満足ですからそれほど羨ましいとは思いません。 これでブルブルと震えるような寒さだったら温かいラーメンは非常に魅力的になると思いますけど、身体が充分に温まっているので凍える程ではありません。 お握りを食べていると、毛無山の方から単独登山の女性が登って来ました。 この方は、八王子から電車とバスを乗り継いで来られたようです。
30分程休憩をして、10時20分に節刀ヶ岳へと向かいます。 ご夫婦とはここでお別れになりました。 またどこかの山で会えるといいな。
十二ヶ岳から節刀ヶ岳へ向かうには、まずは金山という分岐点の場所へ向かいます。 この分岐点で、北へ向かえば節刀ヶ岳、南へ向かえば鬼ヶ岳へ着く事になります。 まずは節刀ヶ岳へ向かい、山頂で折り返して鬼ヶ岳へと向かう予定です。 十二ヶ岳を下るには、長いロープが張られた急斜面を降らなければなりません。 そしてすぐに長いロープの急斜面を登って行かなければなりません。 かなり大変ですね(;´∀`)。 画像で長いロープが見えるかと思います。 画像だと分かり難いですが、実際はかなりの急斜面です。
突然大きな話し声が聞こえてきたので、急斜面の上を見てみると4名の年輩の男性グループがロープを伝って降りて来ています。 落石等を警戒し1人ずつ降りて来るので、時間が掛かりしばらく待ちます。 1人目がロープの途中で周りを眺めて「イヤイヤ、おっかねえなあ(怖いなあ)」と笑いながら言うと、他の方達が「余所見してないで早く行けよ」と笑いながら冷やかしています(;´∀`)。 1人目が降り終えてこちらへ向かって来たので、挨拶をすると「はいどうもこんにちは、待っててもらって悪いねえ」と声を掛けてきます。 他の方達も斜面の上から「遅くてごめんねえ」と声を掛けてきます。 4人全てが降り終えて、今度は私が降りて来た斜面を登り始めます。 また順番に登って行くので、1人目の方が登っている最中に少し話をします。 1人の方が地下足袋を履いていて「これがいいんだー」と言っておりました。 確かに高い所を行き来するとび職では地下足袋は必須ですからね。 またしても1人目の方は他の方達から「早く登れよー」と冷やかされています。 そして「もう登ったかー?」と聞かれると返事が返って来ません…どうやらさっさと行ってしまったようです。 「何だよアイツ、どんどん先へ行っちまいやがった」と呆れていました。 非常に愉快な方達だったので、もう少しお話しをしてみたかったですが先へ進む事にします。
急斜面の難所を抜けると、暫くは良く整備された痩せ尾根の道を進んでいきます。 途中で熊笹が道に出っ張っていてうっとおしく感じる場所があります。
やがて左手に鬼ヶ岳が見えてきました。 鬼ヶ岳の名は、山頂に「鬼のツノ」と呼ばれる岩があるのが由来らしいです。
右手には節刀ヶ岳が見えてきます。 節刀ヶ岳(せっとうがたけ)は、「せっちょうがたけ」とも呼ばれるらしいですが、何故当て字のような別名があるのか不思議に感じていました。 この謎は後で分かりました。
十二ヶ岳をスタートしてから31分、10時51分に金山に到着しました。 ここは節刀ヶ岳方面と鬼ヶ岳方面の分岐がありますが、私はまずは節刀ヶ岳へと向かいます。 ここで6名の男性のグループが休憩をしていました。 挨拶を交わしてから少し話をします。 1人の方が「トンネル(文化洞トンネル)から登ってきたんですか?」と聞いてきたので「そうです、毛無山からです」と答えると、「あそこから登る人が1番多いみたいですね」と言っておりました。 私が「毛無山まで霜柱が凄かったんですよ」と言うと、「あっちは日が当たり難いから特に寒いみたいですからね」とも言っておりました。 確かに文化洞トンネルの辺りは、すぐ南側に足和田山があるので日当たりは悪そうに感じます。 納得をしていると、この方達は休憩を終えて十二ヶ岳の方へと向かって行きます。 私も節刀ヶ岳へ向かう事にします。
金山からまたうっとおしい熊笹の道を10分位歩き、11時5分に節刀ヶ岳の山頂に到着しました。 山頂はそれほど広くはありませんが、十二ヶ岳よりはスペースがあるようです。 いつの間にか風は止み、段々と気温が上昇してきたように感じます。 でもこの日は暖かい陽気では無かったのでしょうね。 歩いているから寒さはそれほど感じませんけど。 節刀ヶ岳の山頂は、毛無山や十二ヶ岳と同じく富士山の眺望が素晴らしい場所でした。
北方向は鳥坂山や天狗山と思われる山々が見えます。 節刀ヶ岳の山頂は、広い視界の眺望が楽しめる場所でした。
南方向はこれから向かう鬼ヶ岳が見えます。 パッと見では鬼ヶ岳までは割と短時間で着きそうに見えます。 実際はそう簡単にはいかないのでしょうけど。
毛無山から十二ヶ岳までの稜線も見えます。 見れば見るほど凄い地形ですねえ。 よくあんな所を通り抜けられたものだと思います(;´∀`)。
三角点。
…と思ったら、すぐ近くにもう1つ三角点が。
???
節刀ヶ岳では1組の男性と女性が休憩をしておりました。 丁度食事中だったので、あまり会話は出来ませんでしたが、私がカメラを持っていたのを見て「撮りましょうか?」と言ってくださいました。 食事中に申し訳無かったので早々に出発する事にして、11時16分に鬼ヶ岳へと向かいます。
うっとおしい熊笹の道をまた折り返し金山を過ぎていくと、暫くは穏やかな道が続いていきます。 この後道が急登の岩場に変化していくと、鬼ヶ岳の山頂はもうすぐです。 先程十二ヶ岳でお会いした八王子から来た女性とすれ違います。 挨拶は既にしているので「お疲れ様です」と声を掛けると、少しだけ話をする事になりました。 私が先程お会いしたご夫婦と同じ出身地だと知ると、少し驚かれていたようでした。 僅かな時間ですが、こうやって見ず知らずの方と気軽に会話が出来るというのは面白いですね。 人見知りな私でも共通の話題が出来ますからね。
節刀ヶ岳をスタートしてから約34分、11時50分に鬼ヶ岳の山頂に到着しました。
画像は、鬼ヶ岳の山頂にある「鬼のツノ」と呼ばれる岩。 その向こうに見える山は、三つ峠山らしいです。 山頂は岩が多いものの、そこそこのスペースがあり風が無く快適になっているので、ここでまたコンビニのお握り食べ始めます。 ここで先客の単独登山の男性と話をします。 この方は多くの山を登山されているようでして、ハードな日帰り長距離登山もされているようです。 ハードと言えば、私が先月登った赤岳(八ヶ岳最高峰)の話をしたら、「赤岳や硫黄岳は、まだ眺めた事しか無いんですよ」と言っておられました。 また「あそこは岩が凄くて登るのが大変な山らしいですね」とも言っておられました。 確かにその通りでした(;´∀`)。 しばらくして男性は移動を始め山を降りて行きました。
西方向は同じ御坂山地の鍵掛峠や王岳へと尾根が続いていきます。 御坂山地は本栖湖の方まで続いているらしいので、かなり広大な山地なんですね。
南アルプスの北岳や甲斐駒ケ岳もバッチリ見えます。
こちらは赤石岳や荒川岳かな(後で調べてみたら、農鳥岳や間の岳の辺りだと分かりました)。
八ヶ岳も見えます。
しばらくすると2名の女性と、単独の男性が登って来ました。 私は挨拶をした後、休憩をしながらカメラで撮影をしていきます。 鬼ヶ岳からも富士山が良く見えます。 手前右側に見える山肌は、鬼ヶ岳のすぐ側にある「雪頭ヶ岳(せっとうがたけ)」という山です。 「せっとうがたけ」と言えば、つい先程登った山も「せっとうがたけ(節刀ヶ岳)」なので呼び方が同じで紛らわしくなってしまいます。 そろそろ出発しようかなと思っていると、先程登ってきた男性が「どちらまで行かれるんですか?」と聞いてきたので、「今日は毛無山から登って来たので、そこの雪頭ヶ岳から根場の方に下ります」と答えました。 そして「どの山頂も富士山が綺麗ですね」と私が言うと、男性が「すぐそこの『ゆきせっとう』を下るとすぐ草原があって、そこが富士山の眺めが1番良いですよ」と言いました。 どうやら雪頭ヶ岳は、別名で「ゆきせっとう」とも呼ぶらしいですね。 やはり節刀ヶ岳と区別しやすいようにするからだと思います。 節刀ヶ岳を「せっちょうがたけ」と呼ぶのももしかしたら同じ理由なのかもしれません。 男性にお礼を言った後、12時30分に鬼ヶ岳を出発します。
梯子を降りて少し歩くと雪頭ヶ岳はすぐ着きます。
12時39分、雪頭ヶ岳の山頂。 看板等は一切無い山頂です。 このまま通過します。 ここからは、西湖の麓にある根場村まで急坂を一気に下って行きます。
雪頭ヶ岳を降り始めてすぐの草原から富士山を眺めます。 この場所は、確かに今までで1番の絶景ポイントかもしれません。 若いカップルが食事をしていて挨拶をしました。 確かにこの場所でご飯を食べたくなるのも分かる気がします。 この草原は本当はお花畑らしいですが、季節的に花を見る事は出来ないようです。
根場村までの道はかなりの急坂です。 下りだから体力的に負担は掛かりませんけど、脚にかなり負担が掛かります。 これが登りだったら相当疲労するのではないかと思います。 この道は、多くの人が登ってきて頻繁にすれ違います。
既に股関節の痛みは和らいでいますが、長い下りの急坂なので今度は右膝が痛くなってきました。 最初は草原で眺めが良いですが、やがてブナの原生林になり、更に下ると植林地帯に入り景色は見えなくなりました。 景色が見えないので、どの位の位置まで歩いているのか分かり難く辛い下りとなりました。 気を抜いた瞬間に足が滑り仰向けに倒れそうになりましたが、左手で何とか倒れるのを阻止しました(;´∀`)。 ここはとにかく辛かった(-_-;)。
麓まで下りると山頂までの距離が結構長かった事に気付きます。
鬼ヶ岳をスタートしてから1時間33分、14時3分に西湖キャンプ場に到着しました。 7時に毛無山登山口をスタートしてから7時間以上が経過しているので、随分と長い時間移動していた事になります。 ただし途中で長い休憩時間を頻繁にしているので、もっと短時間で移動する事は出来ると思います。
西湖キャンプ場は湖の西側にある根場村地区ですが、私が登り始めた毛無山登山口は湖の東側にあります。 駐車場まで移動しないと帰る事が出来ませんが、幸い最寄にバス停がありますので毛無山登山口までバスで移動する事が出来ます。 ただし帰る前に近くの喫茶店に寄って、うどんとシフォンケーキを食べていきました。 喫茶店の人から「そんな薄着で山に登ったんですか?」言われました。 私は歩いていたから寒さは全然平気でしたけど、今日は麓もかなり寒かったのでしょうね。 この後毛無山登山口まで移動し帰宅しました。
今回の登山は複数の山を縦走した為移動距離が長く、岩場等も頻繁にあり長い時間の登山となりました。 序盤で脚が痛くなってしまい先行きが暗くなってしまいましたが、何とか予定通りコースを歩く事が出来ました。 このコースは危険な場所が多く注意を要しますが、変化に富んでいて面白いコースだったと思います。
良い思い出になったのは、とにかく山頂からの景色が素晴らしい事と、多くの人と出会って色々な話をした事です。 多分今回の登山はずっと思い出に残る事でしょう。 かなり大変だったですけど、このコースはまた歩いてみたいと思いました。
かなり長い文になってしまいましたが、今回の記事は以上です。
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